ケバブから革命まで

トルコとぼくの話

ブラインドサッカー世界大会!

めるはば!

 
 長い間ブログを更新していない日々が続いておりました。今はこのブログを見てくださった方からのご依頼で、トルコに関係する活動をしている団体への協力を行なっております。なので、久しぶりに私のトルコ愛への情熱がめるはばばぁと蘇り始めてきたところです(笑)。
 
 実は、明日11月16日から日本で、盲目のサッカー選手たちのワールドカップに相当するブラインドサッカー世界選手権が始まります!
 
 
ブラインドサッカー世界選手権2014
日程: 2014年11月16日(日)〜24日(月,祝)
場所:国立代々木競技場フットサルコー
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「見えない。
   そんだけ。」
 
 
このキャッチフレーズも潔くてカッコいいですね〜。
 
 この世界選手権になんと我らがトルコ代表が参加します! それで、この大会に参加する国の代表と同じ国籍やルーツを持っている、多くの在日外国人の誘致を目指している学生団体infinityさんのご依頼にお答えして、今彼らに協力してトルコ代表の試合への在日トルコ人の誘致活動を行っているところです。
 
 
〔首都圏のトルコレストランやケバブ屋台をやっているトルコ人経営者にブラサカ世界選手権のポスター貼りの協力をさせてもらいました!〕
 
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 協力を要請したトルコ人はみんな親切で、ポスター貼りも快く承諾してくれました!
 
 infinityさんの理念としては、健常者にとってのスポーツだけでなく障害者にとってのスポーツももっと盛り上げて行こうというのがあると思います。2020年には東京オリンピックパラリンピックが開催されますが、以前からパラリンピック競技の観戦者数はオリンピックのそれに比べても極端に少ないという問題があります。
 
岡田仁志 残念だった仁川アジアパラの観客席<「ブラインドサッカー世界選手権2014」スタンド満員化プロジェクト> - 幻冬舎plus 
 

 こちらは韓国で行われたアジアパラリンピックブラインドサッカー(通称ブラサカ)の試合観戦の記事です。観客が多いからといってスポーツ大会が盛り上がるわけではないという例の一つですね。また、この記事ではブラサカという障害者スポーツ自体への無理解や教育の不足なども指摘されております。

 
 私自身、高校時代サッカー部に所属していたことがあるので、サッカーというスポーツに関してはサッカーと関わったことがない人よりはある程度思い入れがあると自負しております。ですが、私はブラサカについては全く存在すら知らなかったし、障害者スポーツに関しても積極的に興味を持とうとも思っていませんでした。
 
 そんな私が、ひょんなきっかけで今回ブラサカを知ったことによってこう感じるようになりました。障害者スポーツを盛り上げ、障害のある方たちのスポーツ競技への理解が広まっていくようになることはスポーツ界全体を盛り上げるためにも重要なメリットになるのではないか、と。
 
 また、ブラサカの代表選手たちのプレーは目が見えないといっても、健常者のプロ並みの動きを見せてくれます。
 
こちらの動画をご覧あれ。

 
 
 ブラサカの日本代表とブラジル代表の試合です。目が見えないという健常者サッカーと比べて大きなハンデを負っているにも関わらず、こんなに熱いドリブルやパス、勢いのあるシュート、輝きのある汗や気持ちを放っています。
 
 開催は明日ですが、まだチケットは購入できます。値段はなんと一枚500円! 一枚で一日2試合まで観戦できちゃいます。チケットの予約はこちらから。
 
ブラインドサッカー世界選手権2014 チケットガイド
 
トルコ代表の試合は17日、19日、20日にあります。対戦相手はブラジル・中国・コロンビアです。
 
 皆さんもお時間があれば是非ブラサカ世界選手権を観戦してみてください。それによって、一人でも多くの方が障害者スポーツに興味を持つきっかけになればうれしいです。